先日夫の仕事でプコンに行った時、市立博物館のショップでとても素敵な毛糸を見つけました。
南チリの羊毛100パーセントで、手紡ぎで作られていてとても素敵な風合いです。
中心地にある民芸品マーケットもチェックしましたが、こちらの方が断然質が良く、マプチェ族の文様を使用したラベルも素敵。
色付きのものは、草木染めで染められているそうです。
生成りの毛糸を一つ購入し、ニットキャップを編んでみました。
最近の市販の廉価なニットキャップは、ニット生地を裁断して縫製されているものが多いですが、手編みだと素朴な風合いが出ます。
チリは洋裁よりも編み物の方が人気のようで、街中には沢山の毛糸屋さんが溢れています。
特にチリ南部には質の良いウールがあり、ニット製品の他にヨーロッパの高級スーツブランドのウール地なども生産されています。
機械化が進み大量生産が主流となった今、手紡ぎで作られた毛糸はとても珍しいものとなりましたが、ここチリではまだ出会うことが出来ます。
やはり手仕事って大好きです。