途中、バルディビアやプエルトモントにも立ち寄りゆっくり南下。

私が今住んでいる街はどちらかというと工業都市であまり美しくはないのですが、チリ南部には可愛いくて素敵な町が沢山ありました。

中でもチロエ島の教会群はユネスコの世界遺産にも登録されていて有名です。

ヨーロッパの重厚で威厳のある教会も素敵ですが、チロエの素朴な木造建築も魅力的。

チロエ島には木造のカラフルな家がたくさん。

雨が多い地域のため、家を守るために壁は木のうろこのようになっています。

Parafitoと呼ばれる京都府の伊根町の舟屋のような家も。

宿泊施設になっているParafitoもあるので、おすすめです。

その他にもたくさんの手編みのウール製品があったり、美味しいサーモンの燻製が食べられたりと、とっても素敵な場所でした。

スモモの一種のようで、桜によく似た可愛い花を咲かせます。

少し違う点は、花が咲いてる時からたくさん葉っぱが出てくることと、葉の色が赤紫色をしていること。もしかしたら、日本語だとベニバスモモに当たるのかも。

アーモンドや桜と同じ種になるそうです。

今年この花の開花を楽しみにしてるのは、花を愛でるのはもちろんその後に出来る青いシルエラの実で果実酒を漬けること。

梅酒に似たお酒が出来上がります。

果実酒作りはとっても簡単で、氷砂糖が手に入らなくてもグラニュー糖で代用可能。

海外のサイトなんかを見ていると、最初にお酒と果実を漬け込んで後で砂糖を少量の水で煮詰めてシロップを作ってから加える方法が多いですが、私は最初から全て一緒に漬けています。

ただし、氷砂糖よりもグラニュー糖の方が溶けるスピードが速いため、あまりかき混ぜないほうが良さそう。


青いシルエラが出回るのが待ち遠しいです。

昨日外に出てみたらもう梅の開花が始まっていて、公園には黄色いミモザが満開。

そろそろ春の訪れを感じます。